Activities

学会の活動

標準化・精度管理事業

標準化推進小委員会

日本核医学技術学会ではこれまでに、「脳血流」「骨」「心筋」に関する標準化ガイドラインを公開してきました。標準化推進小委員会は、それらを作成した標準化委員会の後継組織として、ガイドラインの普及および改定に取り組んでいます。核医学検査を取り巻く環境は日々変化しており、医療現場の実状を鑑みた柔軟なガイドラインの見直しが求められています。また、「脳血流」「骨」「心筋」以外の分野においても、今後、新たな標準化ガイドラインの整備が必要になる可能性があります。

標準化推進小委員会では、全国の臨床現場において高水準の検査精度と安全性が確保されるよう、引き続き活動を推進してまいります。

心臓精度管理小委員会

心臓精度管理小委員会は、「心筋血流標準化ガイドライン」の公開と同時に設置され、その普及促進、物理評価の解析、ガイドラインの改定などを主な活動として行っています。「心筋血流標準化ガイドライン」では、専用のファントムを用いた物理評価が求められており、その解析は小委員会の委員による中央解析方式で実施しています。

心臓精度管理小委員会では、心筋SPECT撮像技術の向上および標準化を推進し、心筋画像の画質精度を一層高めることを目指して、引き続き取り組みを進めてまいります。

※心臓精度管理(EMITファントム物理指標の解析)についてはこちら